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石原さとみ

 八月の末で、デビュー二週年を迎えた。
 その間、グリコ・ポッキーのCMは二年目に入り、第一生命、ヴォーダフォン等、これまでのCM出演は六本になる。 映画はデビュー直後に菅原文太と共演した「わたしのグランパ」、吉永小百合の娘を演じた「北の零年」等すでに三本に出演。テレビは〇三年秋のテレビ小説「てるてる家族」、「きみはペット」、「ウォーターボーイズ」「天国への応援チアーズ」等、連続物を含めてすでに六本に出演している。 さらに来年二月からは、NHK大河ドラマ「義経」に静御前役で出演する。今時珍しい王道を歩み始めた女優の卵と言っていい。
「母がファンだった吉永小百合さんとはいつか共演させていただきたいなと思っていましたし、大河ドラマにもいつか出たいなと思っていました。自分でも、そのいつかいつかがいつの間にか現実になっていて、驚いています」
 こう書くと大人の女性のイメージになるけれど、そこはまだ一七歳。インタビューの最中にも携帯は着信の点滅をするし、ジーパンのポケットからはストラップが何本も覗いている。スタジオに登場した時の「おはようございまぁ〜す」の挨拶も元気一杯だったし、話しているとごく普通の高校生の表情もみせる。
「静御前は、初登場のシーンで舞っているんです。歌も歌うし。そこへ義経が入ってきて芝居が始まるという脚本なので、もうその稽古から大変です。狂言や能の先生に踊りや着物の所作を教わっているんですが、一つ覚えると一つ忘れて、常にいろんなことを言われています」
常に大衆に見られ続ける事。その中で常に成長し続ける事。
王道を行く女優に不可欠の要素が、この愛くるしい瞳にぎゅっと詰まっている。


 

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